というわけでLANケーブルを用いるのではなく、光ファイバーケーブルを使ってこれを解決してみようともくろんでいる。
つまり光コンセントとGE-PON-ONUの間をのばしてみようと。
これを実行するにあたって、とりあえず今家にあるファイバー周りの仕様とかがよくわからないので調べることにする。愛三いくとシングルモードだのマルチモードだのSCとかLXとかなんとか、よくわからないので最低でも必要になるものだけでも把握する。

<光コンセント>

光ローゼットともいうらしい。

http://www.aisan.co.jp/products/opt_concent.html
http://www.hachiko-denki.co.jp/html/pro_new.html

うちで使っているのはそれぞれの一番下のFC-1SMというやつ
添付品に含まれるSCアダプタとかいうのがたぶんファイバーケーブルがささるところ。
ローゼットの中のケーブルとONUから伸びてるケーブルをつなぐっぽい。
その端点の形状が"SC"というらしい。http://www.adamant-kogyo.com/japanese/products/fiber-optic-components/connectors-adapters/sc-connector-adapter.html

<ファイバーケーブル>

愛三のページにはちょうど工事の際に業者が指していったONU-ローゼット間のケーブルへのリンクが張ってある。「曲げフリー光コード」とかいうやつ。

http://www.aisan.co.jp/products/optical_setcode.html#takunai_opt

他のケーブルと比べると端点の形がかなり変わっているが仕様を見ると

シャッタ付き 曲げフリー 宅内光配線コード
シングルモード 1芯 両端SCコネクタ付 SPC研磨
(上記のページより引用)

とのことで基本的には"SC"コネクタ。ローゼットの内部に入るとシャッタ(先端のでかい部分)がスライドして、実際のSCコネクタの部分が露出する。
ローゼットの方は必ずしもこのシャッター付きのものが必要なのではなく、SCコネクタも食えるとのこと。

ほかにもいろいろ書いてあって、問題になりそうなのは「シングルモード」「SCコネクタ」「SPC研磨」という部分
それぞれ別のケーブルを用意するに当たって同じようなものを持ってこないといけないようだ。
「シングルモード」ファイバーは

http://www.aisan.co.jp/products/optical_setcode.html#single-f

に挙げられるもので、「1芯」かつ両端がSCコネクタなもの、つまり「SM-1Z-SCSC-n」でいいのかな。


ちなみに1000Base-LXを使うときはこのリストのうち「シングル/マルチモード」「2芯」のLCプラグのものを使うらしい。
LCプラグをSFP(Small Form-Factor Pluggable)/miniGBICの光トランシーバモジュール(?)とかいうのにつないで指定のポートに指せばいいらしい。
「2芯」なのは、このモジュールがファイバー2本差しのものだからっぽい。
・・・どうもSFPとminiGBICの区別がついてないな。
GBIC(!)はこのモジュールより大きなコンバータでSCプラグを食えるらしい。
いまいちLX<-->SXの差がわからんな。LXはSingle/Multi両方使えて、SXはMultiのみ?
あー、miniGBIC食えるスイッチほしいなぁ。と無い物ねだり。使いこなせないくせにまったく



ファイバーの研磨方式が同じもの、つまり既存の”SPC研磨”と合致するものがないので研磨方式についてすこし。
引用は

http://www.access-cable.jp/product/connector.htm

に詳しい。

主にPC/SPC/SdPCとAPCに分類される。
それぞれ

PC
Physical Contact
SPC
Super PC
AdPC
Advanced PC
APC
Angled PC

2つの差はファイバーの接合面の形状によるらしい。この違いがあると相互に接続できない。
SPC<->AdPCは可なので先に挙げた「SM-1Z-SCSC-n」でおk。

ついでに延長のことも考えて中継コネクタを探す。

http://www.aisan.co.jp/products/optical_jj.html

SC-SCでシングルモードだと「1-5502632-1」とか「AAS-0309」がこれにあたるのかな。